こんにちは、福岡市天神の(増毛・かつら・育毛・医療用ウィッグ)専門の個室完備のプライベートサロンの
STAND HAIR(スタンドヘアー)です。
今日も植毛のお話です。
「人工毛植毛」とは、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維でできた「人工毛」を頭皮に植え込んでいく植毛方です。
日本で開発された技術で、かつでは日本で植毛といえば人工毛植毛をイメージする人も多くいました。
人工毛植毛では、希望通りの毛髪の量を増やせるばかりか髪の毛の長さも自由に作れるので、好みのヘアスタイルを実現することができます。
ただし、リスクはつきものでトラブルが多いのも事実です。
植毛先進国といわれるアメリカでは法律で人工毛植毛が禁止されています。刺青は問題なしと認められているのに、人工毛植毛はダメというところが面白いところです。ヨーロッパでも人工毛植毛は問題視されています。
日本でも、人工毛植毛は行わないように勧められています。
なぜ、人工毛植毛はアメリカで禁止され日本での評価も低いのでしょうか。
私たち人間の体には、体内へ侵入してくる異物などから身を守るために免疫システムが備わっています。このような異物には、細菌やウィルスなどの微生物、ガン細胞、さらには移植された臓器や組織などが含まれます。人工毛も当然のことながら異物です。免疫システムは体の一部であるもの「自己」とそうでないもの「非自己」とを区別します。非自己として認識された物質は、体の免疫反応を刺激し異物を体外に追い出そうとし作用します。
異物である人工毛は体外に排出されようとするため、抜けやすくなっているのです。せっかく植毛をしても少しずつ抜け落ちていき、1年もすれば60%〜70%がなくなってしまうと言われています。せっかく植えた毛がなくなってしまうため、見た目を維持するためには年に何回も繰り返し植毛をしなければならなくなるのです。さらに、人工毛が抜けるだけでなく、免疫反応がより過剰になってアレルギーを起こすケースもあります。
抜けやすい人工毛をなるべく抜けないようにするためには、頭皮の奥深くまで差し込んでしっかりと固定する必要があります。ところが人工毛が切れると、皮膚の中に根元だけが残って取り出すのが困難になるという問題も起こるのです。
また毛髪は毎日少しずつ伸びることで、毛髪の根元に溜まった皮脂や垢、ホコリなどの汚れを自動的に押し出しています。しかし、人工毛は成長しないため、移植した部分には汚れがたまり細菌が繁殖しやすくなっているのです。そのため、切れて頭皮中に埋もれたままになっている人工毛から細菌に感染し、頭皮が炎症を起こしてただれたり化膿したりすることもあります。炎症を起こしたり化膿しているのは免疫反応の結果ですが、異物と戦っているために起こる現象です。
さらに、化膿したり炎症を起こした頭皮は、繊維化して硬くなり血行が悪くなるのです。それによって、もともと生えていた周りの自毛がダメージを受け、抜けてしまい生えてこなくなることもあります。
このように危険を伴う術式であるから、人工毛の植毛はアメリカでは法律の上から禁止されています。
日本では禁止されていないため、まだまだ施術しているところも多く被害の報告は後を立ちません。
なぜ禁止されないのかは、正直、不思議だと言わざるを得ないのです。
私個人の意見では人工毛植毛は絶対お勧めしません!!!!

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