こんにちは、福岡市天神の(増毛・かつら・育毛・医療用ウィッグ)専門の個室完備のプライベートサロンの
STAND HAIR(スタンドヘアー)です。
今日は【円形脱毛症】のお話です。
円形脱毛症は、俗に「十円ハゲ」と呼ばれるように、円形にハゲている部分(脱毛斑)ができる脱毛症です。
一般的には十円玉くらいの大きさと思われていますが、頭全体に広がるものから、眉毛、体毛などに生じるものまで多種多様で、個人差があります。
円形脱毛症は、なんの兆候もなく脱毛が始まります。
多くの人では、気がついたらハゲていたというのが特徴です。
脱毛斑とそうでない部分の境目がはっきりとし、脱毛斑のところには毛穴が残っているのが特徴で、これはやがて髪の毛が生えてくることを意味しています。
また、脱毛斑の周囲の髪の毛を軽く引っ張っただけで簡単にぽろっと抜けることがあります。
これは脱毛斑が、やがて周りに広がる可能性があることを示唆しているのです。

円形脱毛症が起こる原因
円形脱毛症は、かつては自律神経の失調のために起こる精神的ストレスが原因だと有力視されていましたが、近年では「自己免疫疾患」によって引き起こされると考えられています。
自己免疫疾患とは、外部からの侵入物を攻撃することで私たちの体を守っている免疫系機能に以上が生じ、自分の体の一部分を異物とみなして攻撃してしまう病気です。
円形脱毛症は、攻撃をつかさどるTリンパ球が毛根を異物ととらえて攻撃してしまうために発症すると考えられ、その攻撃によって毛根が傷んで、元気な髪の毛でさえ突然抜け落ちてしますのです。
しかしなぜそのような異常が生じてしまうのかについては、まだはっきりとした原因は解明されていません。
円形脱毛症には大きく分けて、単発型多発型全頭型の3種類があり、最も多くの人に見られるのが単発型です。20歳未満で発症するケースが多いといわれています。
単発の場合では、半年から1年以内で自然に治る確率は80%です。
多発型は、頭皮2つ異常発生するタイプです。単発型に比べて脱毛斑が拡大することもあり、症状が改善するのに時間がかかりますが、ほとんどの場合は自然に治癒します。

全頭型は、全部の髪の毛が抜け落ちてしまう円毛脱毛症です。円形脱毛症の患者さんの約1割が全頭型に移行するといわれているのです。
完全に治すのに時間がかかり、副官皮質ステロイド薬の投与などで治療します。
このほか多発融合型など脱毛が全身に及ぶことがありますが、他の病気が隠れていることもありますので、医療機関を受診するようにしましょう。

医療機関では、円形脱毛症が自己免疫疾患であることから、免疫機能を抑制する働きのあるステロイド剤を用いた治療法が広く用いられています。
ステロイドの塗り薬や内服薬など、症状に応じた治療法がとられています。
円形脱毛症の治療に民間療法や鍼灸治療、さらに睡眠療法や漢方薬を使ったものなどそれこそ千差万別ありますが、いずれも科学的に検証されたものではないので、改善効果は期待できないと思ってください。
その他にも脱毛症はたくさんありますのでこれからのコラムで詳しく解説していきます。
もし相談がある場合は、メールでも電話でも受け付けておりますので気軽にご連絡ください。

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